132 東京コンテスト 2011-5-3 電信電話マルチ都内14位
東京コンテスト
5月3日

今回は青梅アマチュア無線クラブの総意で東京コンテストに出ようとの話。
私も10年前までは、移動で青梅の山の上から東京コンテストに立ち向かって来たが、
今や過去の事。
それ以来青梅アマチュア無線クラブの例会にも参加が遠のき、今は連絡さえなければ会員の
意識も消えつつあります。
今回の話に基づき、移動の意欲は無いのでホームから、得点の高いマルチバンド参加で
電信と電話に細々とオペレート。
今上がっている、GP(144)とDP(21と28)をそのまま使用し、50は増設。50はコンテスト
数日前に7エレ八木を仮設したが、高さが低くSWRに不満だが、これで今回は望む。

スタート9時
どの周波数から始めるか、少しだけ悩む処だが、144がGPで全方位だからこれにする。
SSBでCQを出す周波数を探すと、144.250khzからずいぶん後ろになった。
そこで、9時からCQを15回位出したが、呼ばれないので、144.250khzに戻り、
ここから上に順に呼びに行く事にした。
一通り呼び終たら、最初にCQを出した周波数に戻ってしまった。

改めてその周波数でCQを出すが、やはり山の移動の様には呼ばれない。
仕方なく、SSBからCWに変えて144.050からコールする作戦。
局間の周波数間隔が広いので、最初の局のすぐ上でCQに切り替える。
間もなく呼ばれて始めて、気持ちが落ち着いた。CWはフルデューテーだから、かつがつ対応
出来そう。でもやがて呼ばれなくなると、自分の電波が本当に出ているのか気になる。

10時
10時に144Mhzから50Mhzへシフトする。
10年前まで、国内コンテストは移動だけでやったので、すぐポータブル1が出そうになる。
50のCWでは周波数にジー雑音が付随し、聞き難かった。アンテナか近隣ノイズか?

11時
青梅アマチュア無線クラブ会長も市内移動で運用している様で、コールを頂いた。
その前後にいくらか呼ばれたが、その後は待てど暮らせど呼ばれず。
144MhzはCWのほうがSSBより盛んだが、50はSSBのほうが盛んの様だ。

28になると局数は減るが、その中でもCWの局数が多い。
ローカルよりCALLされ、こちらが貧弱ながら頑張っている姿を電波越しに見せた?
21ではその周波数特性から北海道や東北、九州の離れた地域から何局か呼ばれた。
フルデューテーのCWは気長に待てば、かつがつ応答が有りそう。

午後1時
21のSSBに顔をだしたが殆ど呼ばれず、やはりCWの方がいくからか良い様だ。
1時からは残る2時間を、改めて144から21へ順にシフトする。

午前に1回は出た周波数だが、空いてる処でCQを出しても安易に呼ばれそうも無い。
呼ばれるには、つまり高い大きなアンテナや山の移動などで電界強度が強いのが条件だ。
CQを出して呼ばれないまま時間を潰すなら、もう一度呼びなおそうと決意。
確かにデュープも多いいが、ニューも同等にある。

午後2時
午後は聞えるニューは局数稼ぎで分け隔てなく呼ぶことにした。つながって嬉しいが、コテストは
『時間の勝負』でもある事を体得していない人も居る。CONTESTになれた人は、余計な事を
言わない。QSO成立に必要な単語に絞り、次のコンタクトに向けて手際よく終わらせる。

慣れない人は、『コンテスト頑張ってください』と一見親切な言葉を掛けるが、そのために慣れている
人の数倍の時間を使う場合がある。これは、受けた方もそれなりに対応をせねばならず、
CONTEST時間を浪費し、つまり頑張れないように時間を独占し圧迫していることなる。
				
一流のコンテスターは、連続的に呼ばれれば、電信では1分間に最大3局や電話では5局の
交信例も有り、それが頑張っている姿で、全ては時間の使い方次第だ。
勿論、その様な連続運用は自分には出来ないが、西洋ではスポーツと見なすコンテストは、
必要な単語に絞るか、揺るむかの差から生じる積み重ねの結果の差は大きい。

午後3時				
最後は21の電話で時間になった。でも呼ばれないで終わったのは、言うまでも無い。
        QSO	POINT   MUL	
21	39	54	26	
28	31	50	23	
50	50	76	24	
144	73     104	28	
       193     284     101	28684
青梅市 塩船観音

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