125 CQ World Wide DX SSB CONTEST 2010-10-30 AB関東19位

10月30日午前9時10分/JST
開始時刻には少し遅れたが、まずは14Mhz(2エレ八木)からスタート。
覗いて見ると、CQが整然と並んでいる様子は無く、雑音の間から信号を探すようだ。
21Mhz(DP)も同じで、雑音の強弱で、了解度が5〜2位まで変化し、一瞬を逃すとQSO
は出来ない。強く入った東マレーシヤ、アメリカ、アジアロシア、オーストラア、フィリピンと交信。
アジアロシアの局だけが雑音を抑えてオーバー9で入感。かつては皆がそうだったのに!


10時半
依然として雑音の影で出たり引っ込んだりの信号で、コンデションは悪い。
9時台より、聞える局数が増えた気がするが、みんな強い雑音では隠れてしまう程度なので、
QSO局数は増えない。ブラジル、中国が追加。

11時半
インドネシア、台湾、ハワイ、アルゼンチンを追加。
依然として、雑音の間で探すようだ。
それが均一的雑音ならまだ良いが、もう数秒のところで、転げ落ちる様な強烈な雑音へ変わる
ので追求出来ない。

13時
この時間は、アメリカからヨーロッパに切替わる合間の時間なので、いつも寂しくなる。
その代りにアジア各国やコンデションが良いと中東からアフリカ地域が入る時間帯でもある。
今日は、ノイズの行進で、アジアの近隣諸国のみ。グァム島を追加。

15時
アンテナを北西へ向ける
すでに14,15が入り、イタリアの局もCQを出しているが、いくら呼んでも駄目で、電話は
失望だ。応答があるのは、アジア圏はよさそうだが、その他は相手がとても強いか、運が良け
ればとの感じ? 追加はヨーッパロシア、スウェーデン。

16時
14Mhzも21Mhzも雑音が多いなかでもEUとの交信が盛んの様だが、当局のアンテナでは
そうはいかない。ラトビアとサイパンを追加。今現在、合計が38局で、14MhzX18局+
21MhzX20局で21の方がDPだけど調子が良さそう。

18時
14MhzではスコットランドからCQ−JAPANで、日本のCALLを連続的に拾っているが、
そのCQにも当局のコールは掛からない。
相手は『沢山コールはあるが、QRMで・・・』、つまり呼んでいるが信号が弱いと言っている。
ハンガリーからもCQが連続的に出ているが、そのCQにも掛からない。
Sは8〜9で、雑音をやっと抑えるレベルで、圧倒的に強いわけではないが。

20時
14Mhzはアジア圏のみしか、21Mhzは全く聞えないので、7Mhzを試す。
フィリピンやアジアロシアとQSO出来たが、同じ地域でも局によっては何回呼んでも、聞えない
ようだ。久しぶりの電話でのQSOだが、返答率が悪いのに疲れる。

10月31日朝6時半/JST
確かに北米が雑然と並んでいるが、03,04,05と呼んで03なら応答あり、04、05は返答
なし。SSBは、音の抑揚だけでは了解できず、その内容が必要なので、Powerに掛かるウエイト
が大きい。小さいアンテナ、出力の弱い虚弱局代表の当局には辛い。
この傾向は周波数が低い14Mhzに強く、21MhzならDPで一部04,05も応答があり。
28Mhzも試したかったが、相手が居なかった。
コンデションが悪いのが最大要因だが、同じ条件の結果だ。

10時
28MhzはJAのCQは聞えるが、海外の応答は無い。
28,600Mhzまで聞いて信号は聞えない。
14Mhz,21Mhzはそれなりに継続的に入っているが、その受信強度からQSO可能なレベルは
少ない。この時点で、7MhzX2+14MhzX32+21MhzX24=58QSO

12時
14200前から14350まで数kc沖に強弱の電波が並んでいるが、そのうちQSO可能なレベルは
5局程度だ。半分はデュープだから1回のサーチで3〜4局/時間でQSOできればまあまあの
ペース。SSBのMIC-GAINの妥当な位置がわからないが、とりあえず、今までの10時から昔の
記録から12時に改定してCALLする。1年に何回も無い事で、MIC-GAIN値は忘れてしまった。

14時
21Mhzも弱いながら多くの局がそれなりに入っているが、東南アジアと言えど、パイルになれば
駄目だ。14Mhzでは16のヨーロッパロシアの数局にコールを何回しても応答が無い。
諦めてた処での15のラトビアからはコールを貰った。

16時
それではヨーロッパが期待できる、この時間はどんな様子か? 無線機に火を入れて見ま
しょう! 14Mhzでは、いきなりドイツの局がCQを連呼。その信号強度から返答を期待し
呼んだら応答あり。ノルウェーのCQにも応答を貰った。
ただ、これらは信号強度が高く、一般に聞えるは弱いレベルでは、すべてふられた。

18時
多少応答を上げる方法として、SSBでも無線機に付いているスピーチプロセッサーを働かせる
方法を急遽行った。取り扱い説明書に従い、設定した。
それで何局か呼んだが、少しだけ応答が良くなった気がする。

11月1日午前7時/JST
この時間の7Mhzは既に海外局のCQは無く、7100までJAのオンパレード。
今月末のcwには更に早い時間への挑戦に参考となる。
それでは14と21を覗く。
14ではサイパンの局すら雑音の影響を受けており、これでは朝の北米が聞えても弱いのは
病むを得ないと思った。21は21200から『ビーミングジャパン』とコメント付きで北米のビッグ
ガンが数局で日本のコールを待っている。
この時間の比較では、14(2エレ)より21(DP)の方がコンデションの回復は良い。

8時50分
最後にまだQSO履歴のない28Mhzでダイヤルをぐるぐる回していたらハワイのCQが強く入って
いた。CALLで応答があり、今回のコンテストはこれで終。
交信数は97で、7MhzX5+14MhzX47+21MhzX44+28MhzX1

CONTEST一覧表のページへ