275 World-Wide WPX RTTY Contest 2016/02/13 SOPLP15M#2/JA1
World-Wide WPX RTTY Contest

掲載日:2016年3月26日
Contest:2016年2月13日

2016年2月13日午前9時〜15日午前9時

今回のCONTESTでは3回の波乱が有ったが、それでも終わりを迎えられた

1.FT991のRTTYは不調

FT991は、八重洲のHPからDLしたSTANDARD COM PORTがパソコン内に有り、
SOUND-CARDもUSB AUDIO CODECで、入出力ケーブルがUSBケーブル1本で済みコンパクトで有る。
FSKモードで動作し、出力も安定して100Wを保持でき、半年前に実現。

上と並行して、CTESTWINとMMNAVIの組み合わせで、外部でCOM-PORTを用意し
入出力ケーブルを伴いながらRTTYを、無線機はLSBのA-FSKで練習してきた。
こちらは数年前のMULTIPSKの後継版で、WATER-FALLで全体像が見え、運用しやすい。

上記の様に2本の道具を用意したが、今日は上のFSKに力を発揮してほしく、これで行く。
1日運用したが、A-FSKより応答が悪い。受信側は、文字化けしているのでは、と思う。
2日目の昼過ぎに、RTTYの大家に電波を見て頂いたら、一律でないと言われた。

それまでのログが入力済みで、デュープCHECKを考えると安易に切り替えられない。
文字化け?⇒応答が悪い 念の為に切り替えを考える事にした。

まず、FT991のMMTTYのDATAのEXPORTは、テキスト、ADIF、LOG200、HAMLOGに対応可能。
片やCTESTWINとMMNAVI側のIMPORTは、HAMLOG、ZLOG、ADIF、CABRILLOでADIFが共通。
そこで、ADIFをMMTTYから出力して、CTESTWINに入れたところ、ぴったしだ。やった。

これで、ログを生かしながら継続可能になり、先ほどNGだった局を次々読んで
次々に応答を頂き、痛快だった。
もし、これが出来なければ、FT991のFSKモードで沈んだままだったが、起死回生だ。


2.MMNAVIの発信周波数固定モード

FT991のLSBを使い、A-FSKで再開後EUが聞こえる時間になったので、CQを試しに出した。
初日なら次から次に新しいCQにお目にかかるが、2日目は半分はDUPEなので、CQを出せば
新たな局が追加出来るのではとの浅はかな考えによるものだ。

ところが、いくらCQを出しても呼ばれず、たとえ待ってもCQをCALLする方が楽と
気付くのは遅くなかった。そこで呼び始めたが、違う場所から電波が出ている。
つまり赤三角が発信周波数固定ボタンで、それをどうしてはずすのかわからない。

インターネットで説明をさがしたが、そんな細かい部分までは載ってなかった。
その間に時間は過ぎる。それではその周波数で、連続的に送信しようとしたが、
他の局がその周波数を使っている。何たる事だ。

そこで思い出したのが、このCTESTWINとMMNAVIを紹介してくれたローカルのOMだ。
やがて電話は繋がり、NETを押すと消えると言われ、これで安心した。
以降、遅れた分をCALLしたが、昨日ほどには開けてないとわかった。

CONTESTは数の勝負で、稼ぐ時間に稼がなければ、出ている意味がない。
身動きできなくなったその時に、助けてくれた恩は忘れられない。
おかげで復帰出来ました。


3.OSによる再起動

2度ある事は3度あるというが、その3回目がOSによる再起動だ。
2日目の夕方、パソコンのCTESTWINがクローズした。
エッと思い何が始まったか? でもやがてわかった。

OSによる再起動は、長いと30分以上掛る事が過去に有った。
おちる前も長く、立ち上がってからも長く、こんな時にと思う。
最初から時間がわかれば安心だが、今回は5分程度で済んだ。
生きている世界はこのような連続で無線の世界も同様だ。
青梅市成木 安楽寺

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